「ストレッチマン」

こんにちは、ほほえみ治療院 主任の高野です。

普段あまりテレビを見ない私ですが、娘が生まれてからというものNHKの教育テレビを見ることが増えまして、そんなある日、いつものように娘と一緒に見ていたら出てきたんですよ!あのストレッチマンが!

 

ストレッチマンが!

 

「イーチ、ニー、サーン、シー、ゴー!!はっはっはっ!ここにストレッチパワーが溜まってきただろう!!」

これ私が小さい時よく見ていた番組で、その頃と全く同じセリフと流れ、そして黄色の全身タイツ。まだやっていたんだという驚きと突然の再会に感動、そして懐かしさのあまり娘そっちのけでひとりで興奮していたわけですが、大人になって改めて見ると一つ気になることが。

 

ストレッチ5秒は短い!!

こども向けの番組ですし、5秒以上はテンポが悪くなるとかおそらく制作上の理由があったのでしょう。しかし、これではストレッチの十分な効果を引き出せないのではないかと思うのです。

実際、1つのストレッチを5秒程度で終わらせてしまう方が多いのですが、時間を目安とするならば90秒程度、最低でも30秒がおすすめです。実際には筋肉の緊張がほどけてゆくさまを感じつつ、変化がつき切るまで待つのが一番なのですが、これはちょっと練習が必要です。

要は「じっくり待つ」ということが大事ですね。

 

「優しく伸ばす!」

もう1つ大事なポイントがありまして、それはズバリ、「優しく伸ばす!」です。

私も学校の体育では先生にグイっと強く伸ばされ「どうだ?痛いだろう?わっはっはっ!」とされてきたものですからストレッチは痛い、痛いくらい伸ばすというイメージでした。ですが、「ストレッチ」=「痛い」というのは間違いです。

 

筋肉には「引き伸ばされたら縮む」という反射がありますから、痛みを感じるほど伸ばすと「引き千切られては大変!」と、がっちり縮んでガードしてしまうのですね。

これでは伸ばそうとすればするほど、伸ばされまいと綱引きが始まってしまいます。

結果、「頑張った割に効かない」といった憂き目にあうわけです。

 

伸ばしたい筋肉をゆっくりと伸ばしてゆくと、ゴムが伸び始めるようにストレッチがかかり始めます。その「伸びてゆく感じ」が感じられはじめたところで止める、それだけです。

以上の「優しく伸ばす」「じっくり待つ」という2つの工夫でストレッチは本来の効果を発揮してくれるようになります。

それから、いくら優しく伸ばしているからといって、10分も20分も伸ばすのもおすすめできません。

「オーバーストレッチ」といって、時間をかけ過ぎて怪我をすることもあるんです。

なにごとも過ぎたるは及ばざるがごとしと言います。

程良く行うことが一番の秘訣です。