平成27年6月 のうせきずいえき?

こんにちは、ほほえみ治療院 院長の上杉です。今、午前0時です。先ほどまで、部屋の掃除をしていました。常時、部屋はある程度、整頓されていますが、不要なものがたまってくると時々、無性に掃除がしたくなります。いらない物は捨て、床の汚れも拭き取り、机の中もきれいになりました。真夜中に掃除するなんて、家族には、ちょっと迷惑ですが、これで仕事に集中できます!

 

「のうせきずいえき?」

北陸新幹線の、新しい駅の名前ですか?いえ、違います。前回の続きになりますが、体の中を流れる大切な水分の一つです。あまり知られていませんが、実はとても大切な液体です。脳脊髄液とは、頭から背骨の中に入っている液体で、脳と脊髄の周りを循環しながら刺激からまもっています。

脳や脊髄と脳脊髄液の関係は、ちょうどパックに入った豆腐のようなものだと想像してください。柔らかい脳を豆腐だとすると、その周りの水が脳脊髄液です。

パックのお水が、お豆腐を守るように、脳は脳脊髄液の中に浮かびながら大切に守られています。

 

この脳脊髄液、ほんの少し増えたり、減ったりしても大変な事になります。疲れた感じが続いている、気力が続かない、やる気が出ない、いつもだるい、体が重い、こうしたときは、血液リンパ液の循環と共に、この、脳脊髄液の循環がうまくいってないことが多いのです。

 

では、この大切な脳脊髄液、どうしたらうまく循環させることができるのでしょうか?それは、体を動かすことです。特に腰の周り、もっと詳しく言うと「仙骨」を動かすことが鍵になります。(仙骨の位置は、骨盤の真ん中にあります。)ですが、私たちの訪問する患者さんは、自分で体をうまく動かすことができません。
そのため、体を自分で動かせない患者さんには、おしりの下に手を入れてごく弱い力で、ゆっくり動かしてあげます。慢性的な腰痛や頭痛、不定愁訴を訴える方の多くは、この動きが少なくなって固まっています。この仙骨の固着を解除し、動きをつけると痛みが収まり自然治癒力が高まってゆきます。

さて、自分で体を動かせる人は、仙骨を動かすと脳脊髄液の循環が良くなり、続けることで体調が良くなってゆきます。やり方は簡単、横になったとき仙骨を意識して左右に動かすだけ。コツは、なるべくゆっくり(2秒で左へ、2秒で右へ)小さく動かすこと。(5ミリ程度の振り幅)いち、にで左へ、いち、にで、右へ、ほんの少し動かすだけで十分です。脳梗塞後遺症のリハビリにもなりますので、軽い気持ちでやってみてください。回数は、10回から20回程度で、気持ちのいい範囲でOKです。早く良くなろうとおもって、1日に何百回もやっても、あまり意味がありません。毎日動かしてゆくことで、だんだんと動きがスムーズになってきますから、焦らず毎日続けてみましょう。

 

夜寝る前にやれば、よく眠れますし、朝起きたときにやればその日一日良い状態からスタートできます。続けることで、仙骨がスムーズに動くようになり、気がつくといろんな不調が消えています。仙骨は、背骨の一番の土台になる骨です。仙骨がただしい位置にあると、自然に姿勢が整ってきて、体は改善に向かってゆきます。

 

これで、全てが治るわけではないですが、体に良いことを少しでも多くやって、体をこわしてゆく習慣を止めてゆく。これだけで今日よりも、明日、良い状態に向かいます。いつから始めても、遅くはありませんので、これを読んでピンときたかたはやってみたくださいね。