平成26年12月 自律神経ってなに?

「自律神経ってなんでしょう?」

 

こんにちは、ほほえみ治療院 院長の上杉です。寒くなってきましたね。お鍋のおいしい季節!! みんなでわいわい食べるお鍋は最高!ワタリガニを入れると良い出汁が出ますよね。奥さんに却下されますが。(T_T)

 

さてさて、前回のつづきですが、自律神経とはなんでしょう?小難しいことは抜きにして、ざっくり言うと自律神経とは体の自動調整装置です。ただ、手足や胴体が勝手に動くと困ったことになってしまいますので、自動調整するところは決められています。心臓の鼓動や、血圧、体温、呼吸、消化、吸収、排泄など生命維持に直接関わるところは、自動運転で、意識しなくても、自律神経がみーんな面倒を見てくれているのです。ありがたいですね。

 

「あっ、今日は呼吸するのを忘れてた」とか「いやーっ、暑いなー、汗だそう」とか「寒いから、いっちょ鳥肌でもたててみるか」などと思わなくとも、全自動で人知れず心地よい状態に調整してくれているのが自律神経です。

 

人間だれしも、長い間生きていると、この自律神経が時々調子の悪くなることがあるんです。そうすると快適な状態を維持することができなくなって、症状としては、頭が痛い、体が重い、眠れない、疲れやすい、便秘だ、下痢だとか、精神的には生きるのがいやになったなどなど出てきます。病院に行っても、異常数値が出てこないと、どこも悪くないですよとか、年のせいでしょうとか言われたりします。

 

自律神経の低下で起こる症状は、急にやってくるのではなく、何となく体が重いなーとか、だるいなーとか思っているうちにだんだんといろんな症状が現れてきます。初めのうちは、気合いで乗りきれることがあるので、ちょっとやっかいです。真面目な人ほど、休みもとらず、がんばって、体は休息が必要なのに、精神力でカバーして、心身ともに耐えられなくなってから、ぐたーっと倒れてしまいます。そうすると自律神経失調症とか、うつ病だとか言われ、もとの状態に復帰するのに長い時間がかかります。

 

私が倒れたときも、今振り返るとすごーくがんばっていました。仕事の立ち上げと子供が生まれたことが重なって、仕事も家庭、どちらも完璧であろうと必死でした。(^^;)またこの子供が私に似て良く泣くんです。特に夜になると。だから眠れません。もちろんちっとも疲れもとれません。朝がきても体がどーんと重いです。いまなら、自分の緊張や先行きへの不安が子供にも伝わっていたのだとわかりますが、当時は必死でした。

 

では、この自律神経を乱す原因は何かと言いますと、表の図にもありますように、交感神経と、副交感神経のバランスが崩れたことです。(簡単に言うと交感神経は、「活動させるときに働く神経」副交感神経は「体を休めるときに働く神経」です。)何でバランスが崩れるの?その原因は、「心と体の使い過ぎ」「がんばりすぎ」ですね。人間、やり過ぎは良くありません。ようは、たくさん働いたら、たくさん休む必要があるんです。

 

お医者さん、看護師さん、ケアマネージャーさん、介護施設の方々、けっこう激務です。なおかつ責任重大で、慢性的に人手が足りないところを一所懸命がんばっておられます。実は、マッサージも肉体的にも精神的にも、けっこうハードな部類に入る仕事です。そのため、私たちの仲間にも、途中で体をこわしてしまい仕事を続けられなくなる人がいるのです。

 

この仕事は、誰にでもできる仕事ではありません。自分の辛い経験から、当院のスタッフには自分や家族を大切にして、いつまでも元気に働いてほしいと願っています。マッサージを心待ちにしている患者さんの為にも、自分の健康に責任を持って心身を管理することをしっかり伝えています。土日祝日ゆっくり休んで、その時間を勉強や、新しい技術の習得にむけ、患者さんにもっと喜んで頂くことができるように、程良くがんばっています!

はい、今回はここまで、そろそろ休みましょうか。